夏のたのしみ
夏のみどころ
祇園祭
京都の夏を代表する『祇園祭』。千年以上の歴史を持ち、7月1日から31日まで、1か月にわたって多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼です。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そしてそれぞれの宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれます。
祭の花形でもある「山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)」の有料観覧席のチケットが6月6日から発売となります。刺繍や舶来の織物など豪華絢爛な懸装品で飾られた複数の山鉾が、神輿のとおる道を清めるために四条通、河原町通、御池通などを練り歩きます。迫力満点の祭事は、2016年に「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されております。
交通アクセス | 「山鉾巡行」の有料観覧席の最寄り駅は「烏丸御池」 【電車】をご利用の場合 ・京都市営烏丸線・東西線「烏丸御池」 (京都駅より7分) 【バス】をご利用の場合 ・京都市バス ・京阪バス・京都バス「烏丸御池」 |
「山鉾巡行」の有料観覧席へは
こちらの鈴プレミアムがオススメ
貴船神社
「京の夏の風物詩」にもなっている貴船神社は夏は市街地よりもひんやりと過ごしやすいため、避暑地としても人気のエリアで、貴船川沿いに川床(かわどこ)も並びます。夏の参道には青もみじの緑と朱色の灯籠の美しい光景も楽しめます。
また貴船神社は、水の供給を司る“水源の神”をお祀りしており、当たると評判の「水占いみくじ」や貴船神社の御神水を使用した「御神水ラムネ」も暑い季節によりオススメです。
「七夕笹飾りライトアップ」も例年行われており、七夕笹飾りが本宮の境内を彩ります。夜は幻想的な雰囲気に!
期間 | 2023年7月1日~8月15日 ※点灯時間は20:00まで(予定) |
貴船神社へは
こちらの鈴プレミアムがオススメ
交通アクセス | 【京都駅よりご利用の場合 (約1時間10分)】 京都市営烏丸線(国際会館行き)乗車→終点「国際会館」下車→京都バス52系統(貴船口・鞍馬温泉行き)に乗車→「貴船口」下車→(徒歩2分)叡山電車貴船口駅隣接の「貴船口駅前」バス停→京都バス33系統(貴船行き)「貴船」下車 【出町柳駅よりご利用の場合 (約40分)】 叡山電車に乗車(鞍馬行き)乗車→「貴船口」下車→(徒歩2分)叡山電車貴船口駅隣接の「貴船口駅前」バス停より京都バス33系統(貴船行き)「貴船」下車。 ※叡山電車貴船口駅から貴船神社までは徒歩約30分かかるため、バスの利用がおすすめ |
鴨川の床
夏の風物詩、鴨川の床。気軽に川床体験ができるところもご紹介します。
川のせせらぎと心地よい風とともに、おいしい食事に舌鼓。納涼床は京都の夏の風物詩のひとつで、川の流れがよく見える場所や川の上に一段高い席を設置し、自然の涼を感じながら食事やお茶をいただくことを言います。暑い京都の夏ならではの食事の楽しみ方を、体験してみませんか?
鴨川の納涼床は、歴史も古く、桃山時代に始まると伝えられています。鴨川西岸、二条から五条の間の料亭・旅館など約100店余りが、河原に「床」を組んで営業しております。
2023年は5月1日より87店舗が営業を始めております。この期間にぜひ、鴨川・東山を眺めながら屋外でのお食事やお酒をお楽しみください。
詳しくは京都鴨川納涼床協同組合様のHPをご覧ください
京の風物詩 京都鴨川納涼床への誘い (kyoto-yuka.com)
憧れの納涼床を気軽に体験するならスターバックス コーヒー 京都三条大橋店もオススメです。敷居が高く感じる川床も、いつものドリンクを楽しみながら体験できます。※2023年の納涼床の営業期間は、2023年5月1日~9月30日予定です。(ご利用ルール:1テーブル最大3名様、1時間まで)ご利用にあたりルールもありますので気になる方は公式HPをチェックしてみてください!
京都五山送り火
開催日は例年8月16日です。
夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財です。京都全体が一丸となった夏の京都の一大法要です。
正寿院
「ハートの窓」のお寺として人気の正寿院では初夏~夏には風鈴まつりが開催されます。
正寿院境内にて、2000個を超えるたくさんの風鈴が飾られます。茶畑と山と空を背景に風鈴が鳴り響く景色は壮大で、とくに花風鈴小径は見どころです。紫陽花、向日葵、朝顔など季節の花で彩られた無数の風鈴の風景と鳴り響く音色が夏の涼を感じさせてくれます。
期間 | 2023風鈴まつり 6月1日(木)~9月18日(月)(9時~16時30分) 最終受付:閉門15分前まで |
拝観料 | 拝観料800円(菓子付き) ※風鈴まつり期間中 |
その他 | 風鈴絵付け体験もオススメです。 ※風鈴まつり期間中のみ(予約は不要) 好きな絵や文字、願いごとを書く風鈴絵付け体験。お持ち帰りも可能です。 |
交通アクセス | 【最も負担が少ない手段】正寿院口まで乗車できます 「宇治茶バス(2023年3月4日~2023年12月10日)休日ダイヤ」が運行されています。 京阪・JR宇治駅~当院までの往復が考慮されているので安心。 時刻表などの詳細はこちらからご覧頂けます。京都京阪バス 【公共機関+タクシー】をご利用の場合 京阪宇治駅・JR宇治駅・近鉄新田辺駅→維中前バス停下車→タクシーで10分 ※タクシーが停車しているか事前確認もおすすめです。0774‐24‐4000(第一交通タクシーまで) |
下鴨神社
“みたらし団子”発祥の地と言われるのは下鴨神社も夏におすすめのスポットです。下鴨神社のみたらし池から湧き上がる水泡の姿を団子にかたどったのが発祥とのことです。
【糺の森】縄文時代から生き続ける糺(ただす)の森。これからの季節は木々が鮮やかな緑に染まり、参道が緑のトンネルに変貌しとても美しいです。小川の静かなせせらぎにも癒されるスポットです。
下鴨神社の夏の風物詩といえば「みたらし祭」。毎年、土用の丑の日に境内御手洗池に祀られている御手洗社において「足つけ神事」が行われます。平安時代、季節の変わり目に貴族は禊祓いをして、罪、けがれを祓っていました。現在では土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、疫病、安産にも効き目があるといわれており、老若男女が集まり、御手洗池で膝までを浸し、無病息災を祈っています。
期間 | みたらし祭 2023年7月21日(金)~7月30日(日)9:00〜20:00 ※開催の予定は変更の可能性があります。 |
拝観料 | 無料 但し、みたらし祭のお灯明料300円 |
鱧(ハモ)料理
京都の夏のシンボルとも言える鱧料理を、現地でご堪能いただくのも夏のおすすめです。
その昔、内陸部にある京都の中心部では、鮮度の良い魚を手に入れるのは大変なことでした。しかし、交通の不便な中で生命力が強く、生きたまま運べる鱧だけは京都まで届けられることができました。そのため、夏の季節に食べることができる鱧は、夏の京都にとって欠かせない魚となりました。
夏の時期限定の鱧尽くしの料理コースや、鱧のしゃぶしゃぶなど、この時期限定の鱧料理をぜひ現地でご堪能ください。
夏の暑さを、生命力の強いハモを食べて乗り切りましょう!